中小企業診断士再現答案事例2 平成29年(2017)
平成29年(2017)事例2の採点結果および再現答案をまとめます。
■採点結果
62点 Aランク
※参考:LEC講評フィードバックサービス Bランク
「LEC講評」
第4問のターゲット指定はいいですが、内容的に物足りなさを感じます。イベントや丁寧な説明は現状もやっていますよ?既存取り組みの延長ではない施策内容とすべきでしょう。
■再現答案
第1問
(a)強みは丁寧な接客と井戸端会議により顧客のニーズや好みを収集し、商品の販売につなげ、顧客との関係性を向上させていること。
(b)競合の大型スーパーは若年層が利用するものの、高品質な商品が少なく説明も十分でないため、B社の強みが差別化になる状況にある。
第2問
施策は①データベースから顧客の好みを分析し、品揃えを限定し、販売スペースを有効活用する、②重要顧客の住所を活用し、DM等を発送する、③DMや販売に使用する内容をデータベースの画像、文言を活用し、提案することで購買意欲を高める。
第3問
施策は地元建築企業と連携し介護用リフォームにあわせて、介護用寝具を販売すること(逆の場合もある)で、双方の販売機会増加を図る。また、顧客に対し、リフォームと寝具のトータル提案を行い、顧客の満足度を高め、売上拡大を図る。
第4問
人口構成比の高い30歳代の子育て世代の睡眠に対してこだわりを持つ方を対象とし、大型スーパーにはない高品質な商品を、イベントや丁寧な説明を行うことで、顧客との関係性を向上させながら、販売につなげ、売上拡大を図る。
■全体的な感想
結構失敗した解答が多かった印象です。
具体的には、以下の反省点があります。
・第1問の(a)に蓄積してきた情報を記載すべき
・第3問では、顧客「生涯」価値向上の施策が書けていなかった
※LEC講評では、第4問に改善点ありという指摘がありましたが、自身としては良い解答「誰に、何を、どうやって(会社の強み)、その効果」がかけたと思っています。
■その他再現答案
・平成28年 2次試験
・平成29年 2次試験(合格した年です)
(2018/01/27 平成29年度の得点を更新)