中小企業診断士再現答案事例4 平成28年(2016)
平成28年(2016)事例4の採点結果および再現答案をまとめます。
■採点結果
50点 Bランク
■再現答案
第1問
設問1
①売上高総利益率 48.62%
②有形固定資産回転率 1.77回
③流動比率 55.70%
設問2
原因は大都市に出店した創作料理店の業績不振による利益の悪化、②新社屋の用地取得による効率性の悪化、③短期借入金増加による安全性の悪化である。
第2問
設問1
税引前当期 純利益 |
39 |
減価償却費 |
(36) |
56 |
|
(△8) |
|
営業外費用 |
(20) |
売上債権の増減額 |
(△1) |
棚卸資産の増減額 |
(△3) |
仕入債務の増減額 |
(3) |
その他 |
13 |
小計 |
(155) |
利息及び配当金の受取額 |
- |
利息の支払額 |
△4 |
法人税等の支払額 |
△35 |
営業活動によるキャッシュフロー |
(116) |
設問2
①
土地 |
建物・器具 備品 |
||||||
当初投資額 |
6年後の売却価値 |
当初投資額 |
6年後の売却価値 |
||||
金額 |
現在価値 |
金額 |
現在価値 |
金額 |
現在価値 |
金額 |
現在価値 |
-320 |
-320 |
320 |
-470 |
-396 |
325 |
229 |
|
-320×1=-320 |
-420×0.9434=-396 |
||||||
320×0.7050=226 |
(420-45)×0.7050=229 |
②
a 50以上
b (x+19)×(4.9173-0.9434)+(-320+226-396+229)≧0
x≧46.679
第3問
a 限界利益率:49÷98×100=50%
b 結論は閉店すべきでない。理由は①限界利益率のプラス、②閉店した場合の共通固定費の負担が大きいから
第4問
設問1
収益面では予約失注削減によりプラスの影響がある。費用面では予約管理、業務効率化によりプラスの影響がある。
設問2
①860 430÷(560÷1120)=860
②△18(低下) (430-8+4)÷((560+6.72)÷1120)=842 842-860=-18
③△10(低下) 430÷((560+6.72)÷1120)=850 850-860=-10
■全体的な感想
試験中はうまく解答できていると感じていました。
実際は全事例の中で最低点・・・事例4で稼ぐつもりだったので致命的でした。
反省点は以下の通りです。
・第1問の指標の選び方
・第2問②の減価償却分19
・第3問の限界利益(恥ずかしながら、この問題に出会うまで限界利益と貢献利益の違いを知りませんでした)
・第4問設問1の問題文よく読んでない
■その他再現答案
・平成28年 2次試験
・平成29年 2次試験(合格した年です)