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中小企業診断士2次試験の問題の流れ(全体概要)

本日は「中小企業診断士2次試験の問題の流れ(全体概要)」についてご説明します。

どのような問題があるか(何を問われているか)の大きな流れを理解することが正確な解答作成につながります。

 

それでは早速説明していきます。

 

中小企業診断士試験2次試験の基本的な問題の流れは以下の通りです。

 

A.自社の強みや弱みに関する問題

B.競合や市場などの外部環境からとらえた成功要因や脅威に関する問題

C.弱みや脅威の整理(と提案)に関する問題(短期的な課題)

D.将来に向けた施策や提案に関する問題(長期的な課題)

 

簡単に言うと

A、Bは現状把握

C、Dは今後の対策検討

です。

 

言い切ってしまうと「現状を把握して、対策を提案しましょう」という流れです。

 

そして、A~Dに対して、

事例1であれば、組織で解決

事例2であれば、マーケティングで解決

事例3であれば、生産管理で解決

というように課題や提案とその効果が事例ごとに変わっています。

 

≪+αのポイント_事例2だけ仲間はずれ?≫

「事例1、事例3」と「事例2」は、現状を把握する視点が異なります。

全体的に言えば、

「現状を把握して、対策を提案しましょう」

という表現で違いはありません。

ただし、「現状を把握する」についての相違点を認識してください。

・事例1、3の現状

 =自社内の状況や他社や市場から影響される自社の状況などの内向きの視点

・事例2の現状

 =顧客の状況や市場環境変化の状況などの外向きの視点

 

※事例2はマーケティングなので、当たり前かもしれません。

 

 

簡単ですが、全体の流れは以上です。

次回は事例ごとの問題の流れを説明します。